酵素のはたらき

酵素は熱で変質してしまうことが知られています。
酵素そのものがたんぱく質のため、熱に弱く酵素としてのはたらきを失ってしまうのです。

 

酵素が酵素として存在する限界は、約50度くらい。
普通に加熱した食事では、十分な酵素を摂取することは困難です。

 

日本人は生野菜や生魚など新鮮な食材から酵素を摂取してきた民族ですが、この他にも発酵食品というすぐれた技術を持って酵素を摂り入れてきた食文化があります。

 

典型的なレは、みそや納豆ですね。ぬか漬けなどのつけものなどもとても理想的な食品です。

 

生の食品や発酵食品には食物酵素がたくさん含まれています。

 

人間は生まれながらにして酵素を体内に持っているのですが、加齢によってだんだん失われていくことがわかっています。消化酵素や代謝酵素など、生まれつき体内で作られ活躍している酵素も、減少するとだんだん消化不良になったり、代謝機能が衰えたりします。

 

だんだん脂物が胃にこたえるようになってくるのも、こうした酵素の影響なのです。

 

また、酵素は1つの仕事しか出来ませんので、消化酵素に回されると代謝酵素が少なくなります。

 

消化しにくい食べ物ばかりを食べていると、それがきちんと筋肉や内蔵で使われるようにはたらく代謝酵素が減ってしまいます。病気で弱った時にあまり食欲がなくなるのは、代謝酵素で病気を治すために消化酵素に酵素を取られたくないからです。

 

体内に酵素が十分あるかどうかは、人間の健康にとても重要な関わりを持っているのです。